種田山頭火
私の好きな俳人に
種田山頭火がいます
中学校の頃に、国語の勉強で習いました
そのときの俳句は
『分け入つても分け入つても 青い空』
でした。
初めの印象は、明るい俳句なのかと思い
いくつかある俳句の中から、この俳句が好きだと
選びました。しかし、だんだんと、山頭火を調べていくうちに
そうではないことがわかりました。
山頭火は苦しみを抱え、山へ入りますが
いつまで経っても、青い山しか見えないという
苦しみの俳句なのです
悩みの答えは出ないということなのですね。
当時中学生の私には、この俳句が新鮮で
それから山頭火の本を読んでは
もっとこの俳句を理解したいと考えていました
けれど、自分がいろんな経験を重ね、
大人になり、さらにいろんな想いを抱き
過ごしている毎日の中で
なんとなくこの俳句がしっくりくるようになりました。
答えを見つけ、旅していた山頭火ですが
その先に、答えは出たのでしょうか・・・
山頭火の俳句は動の俳句といわれています
他の山頭火の俳句です
『鴉啼いてわたしも一人』
『まつすぐな道でさみしい 』
いずれも寂しい俳句ですが、心が伝わってくるようです
私の好きな俳人の句を時折思いだしては
いろいろ考えています。
思うようにいかないことも、それも人生だからと
答えが無いからいいこともあると
なんとなく思う今日この頃です